どうやって演奏で動いているの? 動きを理解しよう
人は楽器を演奏するとき、どうやって動いているのでしょう?
こんにちは。
ステージに上がる音楽家のためのフィジカルセラピスト、新堂浩子です。
宇宙から帰ってきた前園社長が、「地球の重力の威力を再認識した」と言っていました。
私たちが動けるのは、地球からの重力のおかげです。
重力がないと、普通に立って歩くことができません。経験はありませんが。
重力のおかげで、地に足つけて歩いたり演奏したりできます。
意識しませんが、動くときは、重力に抗ってバランスをとりながら動いています。
フォーカルジストニアを理解するためにも、動きの調整について知っておきましょう。
マネキンで、腕の位置を変えたりバッグを持たせたりすると、バランスが悪くなって倒れそうになりますよね。
ピアノやドラムで腕を伸ばすだけでも、バランスは変わって楽器に力を加えるので、つねにバランスをとっています。
無意識のうちに姿勢をちゃんとコントロールしています。
実は私たちは、足裏と目と耳で立ってます。
例えば、片足立ちをして目をつむると、とたんにバランスを崩して立っていられなくなります。
音を聞く耳の”前庭”で、平衡感覚を感じます。
こんな風に意識しないさまざまな器官の働きによって、姿勢をコントロールしつつ、パーツを動かして演奏します。
動きについて考えるとき、手の形や関節の曲がりを分析したり、筋肉について勉強をされる方もいらっしゃいます。
人が動くとき、見えないところでされている調整が大きく、かつ、重要です。
動きを理解するために、動きのコントロールについてページにしました。
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《ミュージシャンボディトレーナー新堂浩子》 バイオリン、ピアノ、トランペット、アコギ歴。 趣味は、大人から始めたクラッシックバレエ♪ 詳しくは ≫プロフィール |