演奏するのもあがるのも、すべては脳と神経のしわざ
こんにちは。
ステージに上がる音楽家のためのパーソナルトレーナー進藤浩子です。
中に神経だけある原生生物がいます。
人も同じです。
体はたくさんの部分がお互いに連絡とりながら機能しています。
それをつないでいるのが神経です。
原生生物と人を一緒にしちゃいけませんが、人は神経系のしもべです。
違いは、人には脳や手足があります。
文化や芸術を楽しみ、楽器や器具を使いこなします。
声を出したり人とコミュニケーションをとります。
動きが上手くできない、痛い、人前であがる…全ては脳と神経系のなす技。
痛みを感じるのも脳です。
症状があるのは手でも、痛みを感じているのは脳です。
(鎮痛剤は、脳で化学物質の伝達をブロックして効きます。)
あがるのも思考など高次な脳ではなく、生命を守る原始的な部分が恐いから逃げろって命令して、体や脳が逃げようとします。
なので意識してコントロールはできません。
人は社会的な動物なので、人とコミュニケーションをとることが必要です。
これが難しいと人と繋がれず、安心することができません。
逆に、人の役に立つことで幸せを感じます。
生きていると楽しいことだけでなく、悲しいことや辛いこともあります。
エルヴィスプレスリー曰く「心の痛みを癒すために歌う。そして、それを聴いた人の心の痛みが癒される」と。
(村上春樹さんがラジオで話してました)
私たち人の究極の能力は、自分の内面を表現することだと思います。
音楽が自分の内面を表現するものなら、その人は癒されます。
実は、音楽を聞いてなぜ感情が動かされるのかは解明されていません。
解剖や神経学でわかっているようで、私たちの体と脳はそれ以上のすごい能力があると思います。
アメーバと同じでありながら、計り知れないくらい凄いですなあ。
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《ミュージシャンボディトレーナー進藤浩子》 バイオリン、ピアノ、トランペット、アコギ歴。 趣味は、大人から始めたクラッシックバレエ、英会話。 詳しくは ≫プロフィール |